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エンジニアの日常を綴るブログ

岡山駅から広島駅へ通勤する日常について

このエントリは「地方在住ITエンジニア・アドベントカレンダー 2015」の20日目の記事です。

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自己紹介

僕は篠原卓といいます。岡山県岡山市に住んでいます。SIerでエンジニアとして働いていて、主にJavaPHPRubyを使ったWebアプリケーションやサービスの開発・保守を担当しています。職場は広島県広島市にあるため、毎日新幹線で通勤しています。

なぜ新幹線通勤しているの?

元々は広島市で一人暮らしをしていたのですが、結婚を機に岡山市に引っ越してきました。当時、妻とは広島と神戸で遠距離恋愛をしていて、お互いの今の仕事(僕は広島・妻は大阪)を結婚しても続けたかったので、中間地点である岡山に住むことに決めました。ちなみに妻も岡山から大阪に新幹線で通勤しています。

新幹線通勤って大変じゃないですか?

新幹線通勤している(しかも夫婦揃って)と人に言うと、大抵かなり驚かれるのですが、時間距離で言うと岡山駅〜広島駅間は約40分、岡山駅〜新大阪駅は約45分なので意外と通勤時間はかかりません。まぁそれでも地方に住む人の平均よりはかかってしまっているとは思います。余談ですが、毎朝同じ新幹線に乗っていると大体同じ人がホームで並んでいたりするので、新幹線通勤している人って意外と多いのではと思います。でもさすがに新幹線通学している小学生を見たときはびっくりしました。。

また、通勤費に関してもよく質問されるのですが、3ヶ月の定期代岡山駅〜広島駅で356,440円、岡山駅〜新大阪駅で381,530円です。(もし定期を買った直後に失くしでもしたら大変なことになります。幸い今のところ無いですが・・・。)通勤費については会社がかなり負担してくれているのですが、一部自腹です。夫婦共働きなので、なんとかやりくり出来ている状況ですねー。

広島と岡山のIT界隈の文化の違い

広島〜岡山間を自由に移動できることもあり、ここ1年くらい岡山と広島の両方のIT系の勉強会にちょくちょくと顔を出させてもらうことが出来ました。その経験からコミュニティや勉強会の盛り上がり具合について、現状広島よりも岡山に分があるように感じています。それには以下のような環境差異が背景にあるのではないかなと考えています。

  • 広島は中国地方最大の都市のため、大企業の支社や支店が多く、どちらかというと大企業を中心にビジネスが回っている。大企業関連の人はあまり社外のコミュニティに顔を出さない傾向があるので、そういった場に足を運ぶ人の絶対数が増えにくく、結果としてイベントが盛り上がりにくい環境になってしまっている。
  • 岡山は中国地方では広島についで2番目の規模の都市になるが、その分、中小企業や個人事業主の活躍に支えられている部分が大きい。そのため、似たような環境で働く人同士で組織を超えて繋がりあって情報交換するような文化が形成されやすく、コミュニティも盛り上がりやすい環境にある。

僕は広島で大企業の中で仕事をしているのですが、社外の交流を求める人はあまり居ないように感じます。大企業の中の人がもっと外の世界に目を向けて活動していければ、より地方が盛り上がっていくんじゃないかなぁと思うところはあるので、まずは自分が微力ながらコミュニティや勉強会にもっと貢献できるようになっていきたいです。

今後も岡山から広島に通い続けるの?

ずっとこの状態を続けるのは難しいと考えているので、なんらかの形でまた別の場所に移動することを検討しています。もしリモートワークによる勤務が可能であれば、選択肢はかなり広がると思うのですが、今の職場でそれを実現するのはかなりハードルが高いようです。よって、広島もしくは大阪に移るのが現実解になりそうです。

アドベントカレンダーはまだまだつづくよ

明日は@yagerさんです。よろしくお願いします!