英語やり直し
今年は本格的に英語の勉強をやり直しています。
差し迫って業務で英語が必要というわけではないのですが、社会人になってからは数年に一度TOEICを受けるとか(その受験前にちょこっと勉強するだけ)、開発でハマった時に英語のサイトで調べ物や簡単な問い合わせをやったりするぐらいしか英語に触れる機会がなく、徐々に危機意識が芽生えているのです。
いつ英語で仕事をするチャンスが訪れるかも分からないですし、そのチャンスが来たら絶対逃したく無いなって想いもあって、英語をやり直してみようと決意しました。
発音力の強化
いま力を入れているのは、発音力の強化です。大抵の日本人と同じように、僕も読み書きは多少出来ても聞く事と話す事はすごく苦手です。昨年末あたりに、最近はどんな学習法が流行っているのかとAmazonで参考書を探していたところ、「ITエンジニアのためのゼロから始める英語勉強法」といういかにも(!?)なタイトルの本が目に留まりました。
この本では、まず初めに英語の個別の音(子音、母音)を認識できるようになることが大切だと書かれていて、「英語のリスニングは発音力で決まる!」という教材でのトレーニングが勧められています。そこで勧められるがままにこの教材を使った発音トレーニングを始めたのですが、少しやってみただけで自分が今まで如何に発音に気を使っていなかったのかを思い知ることとなりました。それと同時に、これを足掛かりに地道に発音トレーニングを積み重ねていけば確実に力が着きそうな予感がしました。(まだあくまで予感ですが。。)
この発音練習と並行して、本書でも紹介されている1枚の英語のCDをひたすら繰り返し聞き込むというトレーニングも進めています。こちらは通勤時間にほぼ毎日聞いている状況で、いま約1か月程経過してだいぶ耳が英語に慣れてきたように思います。
来月中旬に約3年ぶりにTOEICを受験する予定なので、まずはそれまでに可能な限り発音と聞き込みのトレーニングを積み重ねてみます。リスニングセクションの得点にどれくらい反映できるか、楽しみです。
エレベーターピッチ
こんにちは。
最近アジャイルサムライを読み始めたのですが、その中でエレベーターピッチに関する話が紹介されていて面白かったので、今日はその内容について書きたいと思います。
エレベーターピッチとは、短時間で簡潔に自社を売り込む説明のこと。
短時間で簡潔な説明「エレベーターピッチ」は会議でも使うべし | ライフハッカー[日本版]
アジャイルでもウォーターフォールでも、自分達が開発するプロダクトが何を目指しているのか?をチームメンバ全員が理解しておくことは非常に重要だと考えています。プロジェクト開始前はもちろん、メンバが途中参加したりするタイミングにおいて、当事者間で改めて目的や手段の認識あわせをしておく際にエレベーターピッチを作ってみるという作業は非常に有効だと思いました。
アジャイルサムライでは、エレベーターピッチの効能として以下の3点が挙げられています。
- 明快になる
- チームの意識を顧客にむけさせる
- 核心を捉える
プロダクトが誰のために何を提供するのかを具体化し、どのような強みを持って顧客に利益をもたらすのかを整理することができます。さらに、本当に重要なことを明確にすることができます。
また、エレベーターピッチのテンプレートとして以下が紹介されていました。
[潜在的なニーズを満たしたり、抱えている課題を解決したり]したい
[対象顧客]向けの、
[プロダクト名]というプロダクトは、
[プロダクトのカテゴリー]である。
これは[重要な利点、対価に見合う説得力のある理由]ができ、
[代替手段の最右翼]とは違って、
[差別化の決定的な特徴]が備わっている。
これら全てが明確になっている(明文化されている)プロジェクトって、正直そう多くは無いと思います。少なくとも自分が担当するプロジェクトについて、エレベーターピッチを作って理解しておくことを心掛けたいです。
アサーションとDESC法
はじめに
コミュニケーションスキルの1つであるアサーションについて学習する機会があったので、その概要と使い方を紹介します。
アサーションとは?
自分の伝えたいことを相手と自分の感情に配慮した上で確実に伝える方法。「適切な自己主張」とも訳されます。アサーションを使うメリットは次の通りです。
-
相手との人間関係をうまく維持しながら、自分の思いを伝えることができる。
- 伝えられた内容を相手が素直に受け入れることができ、指示・依頼などがより効果的になる。
結果として、アサーションを使った自己主張は、個人・組織の生産性の向上につながると言えます。
DESC法によるアサーションの実践
DESC法はアサーションの考え方に基づいて、相手を傷つけずに自分の主張を分かりやすく伝えるテクニックです。以下の4ステップでコミュニケーションを進めて行きます。
1. Describe(事実を話題にする。)
客観的事実をベースに主張したい内容を簡潔に伝えます。相手の人間性や能力、自分の感情は含めないことがポイントです。
例)これから〜について話しましょう。
2. Express/Explain/Empathize(自分の気持ちを表現、説明する。)
自分自身の気持ちや考えを伝えます。その際、主語は「私」にするようにします。
良い例)私は~と思います。私は~と感じます。
悪い例)なぜ(あなたは)~しなかったのですか?
3. Specify(具体的な提案をする。)
「~してくれたら、私は助かる」のように相手に選択の余地を与えるような言い方で提案を行います。「~してください」というような半ば強制的な言い方での依頼は極力避けるようにします。
4. Choose(結論を選択する。)
提案に対する相手の回答について、YES/NO両方の場合を想定しておきます。相手の答えがNOの場合には代替案を提示するようにします。
まとめ
いかがでしたか?
アサーションを上手に活用して、穏やかで生産的な日常を過ごして行きたいものです。