エレベーターピッチ
こんにちは。
最近アジャイルサムライを読み始めたのですが、その中でエレベーターピッチに関する話が紹介されていて面白かったので、今日はその内容について書きたいと思います。
エレベーターピッチとは、短時間で簡潔に自社を売り込む説明のこと。
短時間で簡潔な説明「エレベーターピッチ」は会議でも使うべし | ライフハッカー[日本版]
アジャイルでもウォーターフォールでも、自分達が開発するプロダクトが何を目指しているのか?をチームメンバ全員が理解しておくことは非常に重要だと考えています。プロジェクト開始前はもちろん、メンバが途中参加したりするタイミングにおいて、当事者間で改めて目的や手段の認識あわせをしておく際にエレベーターピッチを作ってみるという作業は非常に有効だと思いました。
アジャイルサムライでは、エレベーターピッチの効能として以下の3点が挙げられています。
- 明快になる
- チームの意識を顧客にむけさせる
- 核心を捉える
プロダクトが誰のために何を提供するのかを具体化し、どのような強みを持って顧客に利益をもたらすのかを整理することができます。さらに、本当に重要なことを明確にすることができます。
また、エレベーターピッチのテンプレートとして以下が紹介されていました。
[潜在的なニーズを満たしたり、抱えている課題を解決したり]したい
[対象顧客]向けの、
[プロダクト名]というプロダクトは、
[プロダクトのカテゴリー]である。
これは[重要な利点、対価に見合う説得力のある理由]ができ、
[代替手段の最右翼]とは違って、
[差別化の決定的な特徴]が備わっている。
これら全てが明確になっている(明文化されている)プロジェクトって、正直そう多くは無いと思います。少なくとも自分が担当するプロジェクトについて、エレベーターピッチを作って理解しておくことを心掛けたいです。