エレベーターピッチ
こんにちは。
最近アジャイルサムライを読み始めたのですが、その中でエレベーターピッチに関する話が紹介されていて面白かったので、今日はその内容について書きたいと思います。
エレベーターピッチとは、短時間で簡潔に自社を売り込む説明のこと。
短時間で簡潔な説明「エレベーターピッチ」は会議でも使うべし | ライフハッカー[日本版]
アジャイルでもウォーターフォールでも、自分達が開発するプロダクトが何を目指しているのか?をチームメンバ全員が理解しておくことは非常に重要だと考えています。プロジェクト開始前はもちろん、メンバが途中参加したりするタイミングにおいて、当事者間で改めて目的や手段の認識あわせをしておく際にエレベーターピッチを作ってみるという作業は非常に有効だと思いました。
アジャイルサムライでは、エレベーターピッチの効能として以下の3点が挙げられています。
- 明快になる
- チームの意識を顧客にむけさせる
- 核心を捉える
プロダクトが誰のために何を提供するのかを具体化し、どのような強みを持って顧客に利益をもたらすのかを整理することができます。さらに、本当に重要なことを明確にすることができます。
また、エレベーターピッチのテンプレートとして以下が紹介されていました。
[潜在的なニーズを満たしたり、抱えている課題を解決したり]したい
[対象顧客]向けの、
[プロダクト名]というプロダクトは、
[プロダクトのカテゴリー]である。
これは[重要な利点、対価に見合う説得力のある理由]ができ、
[代替手段の最右翼]とは違って、
[差別化の決定的な特徴]が備わっている。
これら全てが明確になっている(明文化されている)プロジェクトって、正直そう多くは無いと思います。少なくとも自分が担当するプロジェクトについて、エレベーターピッチを作って理解しておくことを心掛けたいです。
アサーションとDESC法
はじめに
コミュニケーションスキルの1つであるアサーションについて学習する機会があったので、その概要と使い方を紹介します。
アサーションとは?
自分の伝えたいことを相手と自分の感情に配慮した上で確実に伝える方法。「適切な自己主張」とも訳されます。アサーションを使うメリットは次の通りです。
-
相手との人間関係をうまく維持しながら、自分の思いを伝えることができる。
- 伝えられた内容を相手が素直に受け入れることができ、指示・依頼などがより効果的になる。
結果として、アサーションを使った自己主張は、個人・組織の生産性の向上につながると言えます。
DESC法によるアサーションの実践
DESC法はアサーションの考え方に基づいて、相手を傷つけずに自分の主張を分かりやすく伝えるテクニックです。以下の4ステップでコミュニケーションを進めて行きます。
1. Describe(事実を話題にする。)
客観的事実をベースに主張したい内容を簡潔に伝えます。相手の人間性や能力、自分の感情は含めないことがポイントです。
例)これから〜について話しましょう。
2. Express/Explain/Empathize(自分の気持ちを表現、説明する。)
自分自身の気持ちや考えを伝えます。その際、主語は「私」にするようにします。
良い例)私は~と思います。私は~と感じます。
悪い例)なぜ(あなたは)~しなかったのですか?
3. Specify(具体的な提案をする。)
「~してくれたら、私は助かる」のように相手に選択の余地を与えるような言い方で提案を行います。「~してください」というような半ば強制的な言い方での依頼は極力避けるようにします。
4. Choose(結論を選択する。)
提案に対する相手の回答について、YES/NO両方の場合を想定しておきます。相手の答えがNOの場合には代替案を提示するようにします。
まとめ
いかがでしたか?
アサーションを上手に活用して、穏やかで生産的な日常を過ごして行きたいものです。
ブログ、始めました。
- 日々の思考を整理する
- 学んだ内容を定着させる
- 知識や考えを他人と共有する
また、2015年の目標を3つ書いておきます。
1. インプットだけでなくアウトプットを
昨年はTwitterや書籍によるインプットがかなり増えて良かったのですが、消化不良状態に陥っていたと反省しています。よって今年はアウトプットも充実させて行きたいと思います。このブログを始めたのもこのためです。
2. プログラミングスキルの向上
今後エンジニアとして生き抜いていくために、自分にはプログラミングスキルがまだまだ足りていないと痛感しています。言語の成り立ちやアルゴリズムの基礎など、一から勉強し直していきたいと思います。
3. 英語力の向上
将来に備えて、こちらも発音の基礎からやり直し中です。TOEICスコアも現状の600点台から800点以上にアップさせたいです。
これから目標達成に向けて、一歩一歩着実に進んでいきたいと思います。