One day at a time

エンジニアの日常を綴るブログ

オープンセミナー2015@岡山に参加して感じたこと

先日「オープンセミナー2015@岡山」というイベントに参加しました。オープンセミナーには今回はじめて参加したのですが、とても楽しく充実した濃い一日を過ごすことができたので、イベントの簡単な紹介と感じたことを書いておきます。

オープンセミナーってどんなイベント?

中四国地方の各県で毎年開催されている、ソフトウェア技術をテーマにした無料セミナーです。決められた1つのテーマについて、県内外から招かれたスピーカーが講義形式で発表&質疑応答を行うといった流れでした。午前の部で30分×3コマ、午後の部に60分×3コマと、なかなかのボリューム。他にも展示ブースがいくつかあって、そこでOculusRiftを初体験できました。ちなみに会場は岡山県立大学の大きめの講義室でした。

今年のテーマについて

『IT業界におけるセルフブランディング』でした。個人のブランド力やキャラクター性を確立するにはどういった心掛けや行動を取っていけば良いか?といった観点から、個性的なスピーカーの皆さんがこれまで歩んできた人生の物語をたっぷり聞くことができました。どの物語も共感できる部分が多くて本当に面白かったし勉強になりました(参考:セッション内容 |オープンセミナー2015@岡山)。

セルフブランディングを成功させるには

セミナーで学んだことを踏まえて、これから以下の3つを意識して過ごしていけたらなと考えています。

①自分にできることからまずやってみる。自信が無くても行動することが大事。

 行動していれば思いがけず他の誰かの目にとまることがある。それがきっかけで次のステップに進めるパターンが少なくない。

②自分が純粋に楽しめることを見つけてコツコツ育てていく(習慣化する)。

 習慣化するまで持っていくのがミソ。そのために、自分が楽しめることを選んで、できるだけ数値目標を立てたり日課にしたりすると良い。①とも関連するが、目に見える成果があることで誰かの目にとまりやすくなる。

③オンラインだけじゃなくてオフラインでの繋がりも大切にする。

 今回、一番ハッと気付かされたのがこれ。オフラインで実際に会うのと会わないのでは、親近感が全然違うし、その後のオンライン上でのやりとりも良い意味で変わってくる。オフラインならではの、偶然の出会いとかセレンディピティが生まれて、良い流れに繋がっていく可能性が高まる。そういえばGoogleでも社員同士の偶然の会話が生まれやすいようにオフィスが工夫されているって話を読んだことがある(参考:How Google Works (ハウ・グーグル・ワークス) ―私たちの働き方とマネジメント)。

さいごに

オープンセミナー、めちゃくちゃアツいイベントです。岡山はIT業界のコミュニティ活動がすごく盛り上がっていて良いですね。今後、他のイベントにも可能な限り参加したいと思います。

togetter.com

DBスペシャリスト試験を受けてきました。

こんにちは。

本日、平成27年度のデータベーススペシャリスト試験を受験してきました。昨年度は不合格だったので、今年はリベンジ合格を目指した2回目の受験でした。まだ試験の記憶が残っているうちに、手応えや感想をメモしておきます。

午前2

午前1は免除なので、午前2から受験。例年より難化したように感じました。また、全体的にSQLの問題比率が上がっていたようにも思います。過去問そのままの出題もありましたが、過去問から設問内容や選択肢を微妙に変えた問題もあったような。曖昧な理解だと正解できないような問題が多くて、時間もギリギリで正直「ヤバイ。。。」って思いながら解いていました。

自己採点結果:25問中18問正解で無事通過(ホッ。。。)

午後1

昨年は51点で不合格となった午後1。今年は最優先で学習した分野でした。問1〜問3から2問選択形式で、僕は問1と問2を選択しました。

(問1)書籍のECサイトのデータベース設計。出題内容は典型的だったと思います。予定時間を5分オーバーしたものの、全ての解答欄を埋めることが出来ました。しかし、設問2の概念データモデルの問題があまり自信無いです。正答率6割くらいの手応え。

(問2)電気設備工事の案件管理システムのデータベース設計。こちらも過去問通りの素直な問題。概念データモデルと関係スキーマはきっちり書けたと思います。後半の設問の集計SQL文の穴埋めは時間が足りずにさわり部分の1〜2割しか書けませんでした。正答率5〜6割くらいの手応え。

午後2

問2のデータベース設計を選択。設問1は概念データモデルと関係スキーマを白紙にイチから自分で書く形式でしたが、問題文中に類似のデータモデルが記載されていたため、それを参考にしながら書くことが出来ました。設問2および設問3は業務変更に伴う設計変更・データ移行に関する問題で、業務変更内容の読解にかなり苦労しましたが何とか全問解答しました(自信はあまり無し)。正答率は6割くらいの手応え。

総括 

試験の傾向としては、昨年度に引き続きSQLに関する出題が増えているようです。また、改めて結構実用的な試験だなと感じました。手応えは午後1、午後2ともにギリギリ合格ラインの6割に届いているかどうか、といったところです。

合格していたら嬉しいなぁ。

 

(2015/06/19 追記)

午後1が66点、午後2が54点で不合格でした、残念。

また来年頑張るかな。

成長のサイクル

もうすぐ社会人6年目が終わろうとしていますが、最近は仕事の面で成長したなーと感じることが多いです。そこで今回は僕の成長サイクルってどうなっているんだろう?って振り返ってみた内容について書いてみます。

 

学生時代や社会人生活を振り返ると、時間軸では大体3年単位で成長サイクルが回っていると思いました。

  • 1年目:がむしゃらに全力疾走してみる。当然、失敗も多く課題が見つかる。
  • 2年目:失敗から学び、見えてきた課題の解決に努める。
  • 3年目:ある程度の成功体験(時には挫折も)を味わう。次の方向性も見えてくる。

 

また、日々の行動内容に着目すると、「基礎の習得」と「応用・実践」の繰り返しによる成長サイクルもあると思います。

  • 基礎の習得:自主学習や研修、トレーニングによる基礎事項の習得
  • 応用・実践:研究や業務、発表会等でのアウトプット 

(応用・実践でうまく行かない場合の原因が、基礎の習得不足に帰結することが多々ありました。。)

 

現在は社会人として時間軸では2サイクル目の終わりと3サイクル目の始まりに差し掛かっていて、これまでの経験を踏まえて新しい挑戦をしていきたいと思っているところです。この時期がある意味一番ワクワクして面白い時期なので、1日1日楽しんで過ごしたいです。

 

こんな風に死ぬまで成長を繰り返していければ、良い人生が送れそうな気がしているのですが、どうなんでしょうね。